Microコンピューター

デュアルプロセッサ

デュアルコアプロセッサとは、1つのパッケージに2つのプロセッサコアを集積したマイクロプロセッサです。複数のコアを集積するマルチコアプロセッサの中でもっとも基本的な構成です。

2つのプロセッサコアは基本的に独立しているため、それぞれのプロセッサコアは他のプロセッサコアに影響されることなく動作できます。1台のコンピュータにマイクロプロセッサを2つ搭載するデュアルプロセッサ構成とほとんど同じで、単に複数のプロセッサコアで処理を分担し、その分だけ性能が上がるという理屈です。

完全なプロセッサを2つ集積することはまれで、2次キャッシュなどの周辺の機能は2つのコアで共有する場合が多いです。キャッシュメモリを共有すると、1つのプロセッサコアが読み込んだデータを別のプロセッサコアが流用できるなど、性能面でのメリットもあります。

一方、デュアルコアプロセッサのデメリットとして、1個のプロセッサ製品にほぼフルセットのプロセッサコアを2個詰め込むという性質上、どうしてもプロセッサのサイズは大きくなり、製造コストは高くつきます。

デュアルコアプロセッサはOSからは複数のマイクロプロセッサとして扱われ、動作感もマルチプロセッサ構成とほとんど変わらないため、ユーザやプログラマはデュアルコアプロセッサ上での動作を特に意識する必要はないです(マルチプロセッサ用のチューニングを行えばよい)。