BIOS

BIOS

パソコンの電源を入れるとCPUが動き出し、最初にROMにアクセスしてこのBIOS*1というプログラムを呼び出して実行します。各装置を確認し、OSの起動プログラムを取り出してパソコンを起動させます。このほかBIOSはパソコンに接続しているさまざまな周辺装置を制御するためのプログラムでもあります。ハードウェアに最も近いプログラムであり、基本部分をROMに記録してパソコンに搭載されています。起動時には、メモリのアクセスタイミングや、ハードディスクの転送モードの設定、拡張ボードのプラグアンドプレイ*2の設定、シリアルポート、パラレルポートのIRQ*3やI/Oポートアドレス*4、USB*5機能の使用可否などが設定できます。

またBIOSは、OSと基本的な周辺装置(キーボード、シリアル、パラレル、フロッピーディスク、ハードディスク)のデータ入出力の窓口としても機能します。BIOSによって提供されるインタフェースを使えば、個々の周辺装置を直接制御するのに比べて比較的容易にハードウェアにアクセスできます。しかし、BIOSを使うとマルチタスクの処理ができないことからWindowsではBIOSをつかわずに、直接ハードウェアを制御することも多いです。また、グラフィックスボードやSCSI*6ボードなどもBIOSを搭載しています。これらはパソコン本体のBIOSと区別するために、拡張BIOSと呼ばれます。

*1:Basic Input Output System

*2:デバイスドライバーのシステムへの組み込みや設定を自動的に行う機能

*3:ハードウェアからの割り込み要求信号

*4:パソコンと周辺機器を接続する機構部分

*5:パソコンと周辺機器を結ぶインタフェース規格

*6:パソコンなど小型コンピュータとハードディスクや光ディスク装置などの周辺機器を接続するためのインタフェース規格