BASIC

BASIC

文法やデータの種類・構造が単純で覚えやすいなどの特徴を備えたプログラミング言語です。1964年に米ダートマス大学のジョン・ケメニー(John G. Kemeny)教授とトーマス・カーツ(Thomas Kurtz)教授が開発しました。名前はbeginner’s all-purpose symbolic instruction codeの意味です。当時使われていたFORTRANの文法を基にコンピュータ教育用の言語として開発した言語です。

 開発当初はメインフレームのTSS(タイム・シェアリング・システム)端末用のインタプリター言語でした。しかし、黎明期のパソコンに移植されたことで大きく普及しました。

 市販のアプリケーションが高機能化していくなかで、エンドユーザーがBASICでアプリケーションを作成するケースは少なくなりました。しかし、米マイクロソフトがVisual Basicを発売し、WordやExcelなどアプリケーションのマクロ言語にVisual Basic系を採用したことで、新たにすそ野が広がりました。

Windowsのように、GUIを駆使したソフトを作るには、通常多くのプログラミング工程を必要とします。その点、Visual Basicはウインドウやボタンを画面上で配置するだけで、GUI部分のプログラムを自動的に作成してくれるため、開発効率が大幅に向上します。画面設計をVisual Basicで行い、データベースソフトなどと組み合わせてデータの検索を行うなど、応用範囲も広がっています。

10 PRINT “こんにちは”

20 PRINT “Hello”

30 PRINT 2*3

40 END

実行すると、画面には、 こんにちは、 Hello, 6が表示されます。

Visual Basic:米マイクロソフトの開発ツールです。グラフィックスソフトの感覚でWindowsアプリケーションの画面を設計できます。単体製品のほか、WordやExcelなどがマクロ言語としてVBA(Visual Basic for Applications)を搭載しています。

 画面の基本となるフォームにボタンやスクロールバーなどさまざまな部品(コントロール)を割り付けるだけで、GUI部分は自動的にプログラミングしてくれます。開発者は、コントロール別に発生するイベントごとにプログラミングすればよいです。例えば、ボタンを押したときに実行する処理、マウスをクリックしたときに実行する処理などを記述します。