DRAM

DRAM

DRAMのメモリチップは縦横に並んだセルで形成されています。セルは、スイッチの役割をするトランジスタと電気を蓄えるコンデンサ*1を組み合わせた仕組みで、1ビットの情報を記憶します。電流を流してコンデンサに電気がたまっていれば「1」、電気がたまっていなければ「0」を表します。ワード線に電気を流すとトランジスタがオンになります。この状態でビット線に電気を流すとコンデンサに電気がたまり、「1」を記憶できます。ビット線に電気を流さなければスイッチがオンになっていても情報は「0」です。コンデンサは電流を切っても少しの間は電気をためて置けますが、しばらくたつと放電により電気を失ってしまいます。このためDRAMは電気がなくなる前に情報を定期的に呼び出し、同じ内容を再び書き込んで記憶を保持します。これをリフレッシュといい、CPUからのアクセスがなくても常に動作して記憶を保持していることからDynamic*2RAMと呼ばれます。データを読み込むときもワード線とビット線を指定して電気を流すとスイッチがオンになり、コンデンサの情報がビット線に流れ出して読み取ることができます。DRAMはメモリの中では構造が単純で大容量化しやすく価格も安いです。一方比較的高速に読み書きできるが、記憶保持にリフレッシュ動作が必要なため消費電力が大きくなり、リフレッシュ中はデータにアクセスできずアクセス速度が遅くなるという課題もあります。

*1:キャパシタ

*2:動的