ROM

ROM

ROMはRead Only Memory*1と命名されていますが書き込み可能なROMもあります。共通する特徴は電気を切っても記憶内容が消えない、不揮発性であることです。マスクROMはデータの製造時に書き込まれ、ユーザーが書き換えることはできません。用途はゲームソフトや電子辞書などです。書き込み可能なROMはPROMと呼ばれます。PROMは1回だけ書き込みができ、消去や書き換えができません。PROMは他にEPROM,EEPROM,フラッシュメモリの3種類があります。これらはいずれも繰り返し書き込みができますがデータを消去する方法が違います。かつてBIOSとして使われたEPROMは上部に紫外線照射用の石英ガラスの窓があるユニークなチップです。PROMライタという装置でデータを書き込み、紫外線を照射してすべてのデータを消去します。安価だが作業をマザーボードから取り外して行うため手順がかかるのが難点でした。このため開発されたのがEEROMです。1ビット単位で電気的に書き込みができ、マザーボードに取り付けたままでの書き換えが可能になりました。けれども構造上集積度を上げられないため高価になってしまいました。このため登場したのがフラッシュメモリです。構造を簡略化して集積度を上げることによって安価なものにしています。書き込みは1ビット単位で行われますが、消去はブロック単位で行います。パソコンでROMといえばBIOSです。BIOSはパソコンの起動に欠かせないプログラムで、失われたり書き換えられたりするとパソコンが起動できなくなるためROMに記憶されています。
*1:読み出し専用メモリ